第149夜 La Collection M7 Oud Absolu

オリジナルよりは重いけど…

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DATA

Name:La Collection M7 Oud Absolu
Brand: Yves Saint Laurent
Lauched in 2011
Perfumer:unknown

 

 
My Episode

イブサンローランのM7を試した方が良いと言われて、いろいろと調べてまず最初に出てきたのが、この四角い不思議な形のボトルである。
下のボトルとキャップの角度が互い違いになっているモダンなデザインで、どうやらこちらは比較的手に入りやすいみたいで、すぐにインターネットで注文した。
ところが、色々と調べているうちに、こちらはリメイク版の方で、オリジナルの方はなかなか手に入らないことを知り、慌てて、また調べてなんとか海外のサイトから取り寄せたのが昨日ご紹介したオリジナルの方だ。
オリジナルの発売が2002年だから、それから9年の年月を経てリバイバルされたこの香りの方はというと、確かにオリジナルを踏襲しながらも、まったく新しい解釈でウードを表現していることがわかる。
オリジナルと比較すると、スパイス感が少し強まっているような感じがする。
ただ、やはり残念なことに、ウード感は低め。
元々、これがウードなの?というくらい拍子抜けなので、ひょっとしたら、これはやはりぼくの鼻が麻痺しちゃっているのか、時代性のようなもの(10年前はまだウードというのは使うのに勇気が要った香料なのかも)である可能性もある。


Note

Top notes: Mandarin Orange

Middle notes: Patchouli

Base notes: Agarwood (Oud), Myrhh, French labdanum

オリジナルと比べると、じゃっかん、香料そのものが異なることがわかる。オリジナルに入っていないパチョリが入っていることからも、この香りの方がオリジナルよりも少しだけ重く感じる要因はそこにあるのではないだろうか。

My Evalution

★★★

オリジナルよりも少しは重さがあるし、スパイシーな雰囲気も感じられるので良いのだが、やはり今のぼくには物足りなく感じてしまうのは否めない。