
トロピカルなウードで夏を演出⁉
DATA
Name: Purple Stain
Brand:BORNTOSTANDOUT(ボーントゥスタンドアウト)
Lauched in 2025
Perfumer:Jordi Fernández
50ml ¥45,100
15ml ¥17,600
My Episode
韓国のブランド、BORNTOSTANDOUTから、4種類の高濃度の香水、しかもすべてウードが出ると知った時、ぼくは狂喜乱舞した。最初は高濃度の香水という情報だけだったと思うのだが、どうやらいずれの香水にもウードが入っているらしいという情報が追加され、さらにぼくの鼻腔は歓喜のあまりカパッと開いてしまったのだ。
BTSOはアジア系のブランドでありながらも、攻めた香りをちゃんと著名な調香師に依頼して作っているから、間違いはないだろうという先入観も手伝い、早く実物を試したいと思っている矢先、伊勢丹でポップアップをやってくれたので、喜び勇んで鼻腔をパカッと広げたまま出向いたんである。
今まで発売されている白ボトルの通常品もいくつかあり、その中から気になった香りと、今回の4つのウード系高濃度香水を試した。その4つというのが
Oud Candy
Black Guava
Black Mango
Purple Stain
だ。
その4つの中でぼくの鼻腔が喜んだのが「Purple Stain」である。
Oud Candyはどうしても病院の消毒の匂いが気になってしまったし、トロピカルフルーツをメインにした2本はウードっていう感じはほとんどしないし。そんな中で、この「Purple Stain」だけはウードらしさもあるし、甘さとかスパイシー感なども感じられて、一番使い勝手が良い(あくまでもぼくの場合なので、普通の人には通用しない使い勝手かもしれないが)と思えた。
肌ののせてちょっとすると、一瞬アルデヒドっぽいキーンとした香りが鼻先をかすめるのだが、それは一瞬で、すぐに甘さとスパイス感が加わる。そこからの香りが非常に良いのである。
あぁ、結局ぼくは甘い香りが好きなのねと思わせてくれる、甘さ。しかも、その甘さというのは、みずみずしさも感じられる甘さなのだ。クリーミーな甘さではなくて、もっとフレッシュな感じとでも言おうか。そして、面白いのは、特に南国のフルーツを使っていないにも関わらず、何となくトロピカル感があるというところ。
ぼくはそんな様々な要因に惹かれて、他のボトルに関しては15mlだったのだが、これだけ50mlで購入することにした。

NOTES
Top notes:Saffron, Cinnamon, Mandarin, Bark, Bergamot, Ginger, Nutmeg
Middle notes:Peru Balsam, Orange Blossom, Vanilla, Caramel
Base notes:Labdanum, Oud, Akigalawood, Patchouli, Cypriol, Concrete, Ambrofix
トップで一瞬感じるひんやりとしたアルデヒド感は、恐らくサフランによるものなのだろう。でも、本当にそれは一瞬。あとはただひたすらにジューシーな甘さの中にウードをかすかに感じる。なかなか個性的だけど、そのみずみずしさの中に個性が閉じ込められているので、実は使いやすいんじゃないかと思っている。
My Evalution
★★★★★
最初は星4だったんだけど、一晩この香りをつけて寝て、朝起きたら、なんだか評価が一段上がっていて、やっぱり良い香りじゃない!?ってなった。夏にたくさん使いたいウードかな。