
ウードの入ったアイリッシュコーヒーはグリーンの香り
DATA
Name: Berlin Im Winter(ベルリン イエム ウィンター)
Brand:Baruti(バルチ)
Lauched in 2015
Perfumer:Spyros Drosopoulos
50ml ¥25,300
My Episode
ニッチフレグランスを日本全国に広めたという点で大きな功績をあげているのがノーズショップだと思う。
え?こんなブランド全然知らなかったというようなブランドがわんさかあって、お店に立ち寄るたびに、物欲の神様があちこちで蜘蛛の巣を張っているかのような状況に陥ることもしばしば。だから、経済的な余裕がないと絶対に踏み入れてはいけない立ち入り禁止区域だとぼくは思っている。
今日ご紹介するこのバルチというブランドもそんな禁止区域で見つけた。なんとオランダのブランドらしくて、良くそんなブランドを見つけてきましたね?とまずそこにびっくり。
そのバルチにウード系の香水がいくつかあると聞いたので早速試しにいった。
で、その中で一番気になったのが「NOOUD」という、ちょっとなんだか名前からして気になるウード香水。独自の解釈で生まれたというウードの香水。ところがね、ぼくはこの香りに全然惹かれなかった。いや、ウードコレクターとしてこれは外しちゃいけないので、いつかは買うことになるとは思うけど、今じゃないかな?って思って、別のを買ってしまったんである。
それが今日ご紹介する「Berlin Im Winter」だ。
まぁ、今から思えば、このブランド独自の解釈のウードを最初に攻略するべきだろう?という気もするのだが、とにかくその時は、ちょっと拒否反応が出てしまったので仕方あるまい。
さて、この「Berlin Im Winter」は肌の乗せた瞬間、ちょっとグリーンな気配を感じる。あと、何だろう、あまり他の香水では感じられない独特のクリーミーさが漂う。でも、それはどこかでかいだことのある香りでもある。それが何なのか、まだ全然思い出せない。
そして、そのグリーンは、しばらくすると非常にマイルドになり、そのまるっとした香りを保持しつつ、ちょっとアイリッシュコーヒーの様相を見せ始める。そこに、ほんのりとウードを感じる。決してウードが強いわけじゃないけど、ウードの存在はかすかにわかる。
ただし、グリーンが苦手なぼくにとっては、この香水は夏につけちゃだめ。湿度の中で香ると、どうしてもあのぼくの苦手なクリーミーなグリーンが出てきてしまって、うっうっとなるのだ。
冬だったら、もっとその丸みがシャープになり、グリーンみも薄らぐので、これはもう完全に冬用の香水として夏の間はしばらくお休みしてもらった方が良いだろう。

NOTES
Lavender (Greece), Mastic oil (Chios), Rose (Greece), Iris, Cassis, Plum, Myrrh, Frankincense (Oman), Irish Coffee, NOOUD, Amber, Leather
バルチの公式サイトに掲載されているノートはこちら。このNOOUDというのが、バルチが独自で生み出したというウード系香水で、やはりこのNOOUDがベースになっているので、これはいつか必ず購入せねば、と思っている。
My Evalution
★★
うーん、個性的な香りではあるんだけど、やっぱり夏は使えないし、グリーンが気になるし、というわけで個人的には低評価。ただ、冬の寒い時期には綺麗に香ると思うので、それを再確認したら、また評価も変わるかもしれない。
