
甘スパイスウードの典型
DATA
Name: Falkar(ファルカー)
Brand:Bvlgari(ブルガリ)
Lauched in 2019
Perfumer:Jacques Cavallier Belletrud
125ml ¥61,380
My Episode
二年前のサロパで限定で出たウード系香水のひとつ。でも、評判が良かったのか、今はブルガリの公式サイトで購入できるようになっている。
ウード系の香水がやっと日本でも認知されるようになったのだろうか。
というのも、このファルカーは、とにかくウドウドしいのである。
肌に載せた瞬間から、ウード絶対いるよね?と思わせるほど重い。でもね、決して重ったるくないところが面白い。それは少し甘いスパイスのシナモンがトップから効いているからなんだと思う。
ウードが苦手な人や、香水初心者にはちょっときついかもしれないが、ウードが大好きな人とか、重い香りを捜している人にはぜひとも試して欲しい。そして、その絶妙なバランスを味わって欲しい。ミドルノートから、ちょっと山椒っぽいスパイシーさが出てきて、そこもまた面白いところ。人の肌のぬくもりとか、そういうものもあって、全体的に包み込まれる感じかなぁ。
元々この香水はブルガリの宝石シリーズのひとつで、これはブラジル産のファルコンアイズという宝石からインスパイアされているという。この石は、旅人の道中を守ってくれる宝石として知られているので、この香りも例えば旅のお供に選ぶというのも良いかもしれない。もしくは、仕事や家庭の事情で旅に出られない時、これを纏って寝ると、夢の中で旅ができる、とか。そういう使い方もできるだろう。とにかく、ここでないどこかへトリップさせてくれる深みのある香りだから、いつもと違うシチュエーション、非日常的な場面などで使ってみるのも面白いかもね。ナイトクラビング(もうここ何年もご無沙汰だけど)の時の香りとしても最適かも。

NOTES
Top notes:Nutmeg, Cinnamon
Middle notes:Cypriol Oil or Nagarmotha, Olibanum
Base notes:Agarwood (Oud), Black Musk, Saffron
レザーはこの中に入っていないけど、トップでちょっとレザー感がある。でも、レザー&ウードのような重さはないから、やはりそれはあくまでも雰囲気といったところなのだろうか。
My Evalution
★★★★★
さすが、ジャック・キャバリエ様によるウード香水。バランスも良いし、重ったるくないし、ぼくにとっては使いやすい。ウードをしっかり感じさせながらも、ここまで軽やかにするのは、キャバリエの技なんじゃないだろうか。