
スパイスの効いたアンバーな香り
DATA
Name:Les Roches Noires(レ ロッシェ ノワール)
Brand:Moncler(モンクレール)
Lauched 2023
Perfumer:Nathalie Lorson
100ml ¥29,260
My Episode
ファッションブランドにはまったく疎いぼくは、モンクレールというのが一体どういうブランドなのか、ということをまったく知らない。どういう年齢層を対象としているのか、伝統的なのか、それとも革新的なのか、それすらもわからない。だから、モンクレールが新作の香水を出し、伊勢丹の本館でポップアップイベントをやった時も、まったくそういう予備知識を持たずに香水を試してみた。
すでに伊勢丹では他の、ちょっと面白いボトル(確かボトルに電光掲示板がはめ込まれているという斬新なデザインだったと思う)のシリーズはあるのは知っていたのだが、それ以外のことは知らないノーマークのブランドだったのだ。
その時、ぼくは別のブランドの香水を試しに行ったのだが、(確かペンハリガンだったと思う)その時担当してくれたいつもお世話になっている眼鏡男子スタッフがうちで取り扱っているブランドが新商品を出したのでご紹介させてくださいと言って、ポップアップのコーナーに連れて行かれたのがきっかけで、ぼくは新作を試すことができた。そのスタッフはぼくの好みを熟知しているので、「きっとケンさんのお好みの香りあると思いますよ」と言ってくれたのだ。そして、その中でぼくが一番ぴんときた香りがレロッシェノワールだった。
肌載せした瞬間からピリッとスパイスが香り、そこにアンバーの独特の甘さが入る。確か、似たような香り、今までもあったよね?あったよね?と思いつつも、やっぱりこういうスパイシーな甘さはぼくの大好物で、ぼくはなんと、ひと鼻惚れで、即決してしまったのだ。やっぱり、こういう目が覚めるようなキリッとした香りは抗えない。夏の暑い時期につけても良いし、冬のキーンと冷たい空気の中でも美しく香り立つだろう。そういういろんなシーンに合いそうなところがこの香水の魅力だと思う。

NOTES
Patchouli, Labdanum, Tonka Bean, Black Pepper, Lemon, Geranium
トップのピリッとした感じはブラックペッパーで、トンカ、ラブダナムの甘さが程よくブレンドされ、さらにそれをパチョリが支えているのだろう。ミドルからラストにかけてもスパイスが残るので、それらのバランスが非常に取れているんだと思う。
My Evalution
★★★★
アンバー寄りのスパイスな香り。ありがちな香りで、似たような香水を持っていたとは思うけど、なんだったか思い出せないんだよねぇ。最近毎日お世話になっているChatGPTによるとZading&Voltaireの「This is Him」やイッセイミヤケの「Nuit D'Issey」やルラボの「Labdanum18」モンタルのPachouli Leavesに似ているらしい。他にも絶対に何かありそうなので、追及してみる。なんとなくEtat Libre d'Orangeの高級ラインに似たようなあったような気がするんだよねぇ。
ところで、このLes Roches Noiresの調香師はナタリー・ローソンであることが判明。
Fragranticaには掲載されていなかったんだけど、日本の代理店のサイトに記載されてて、こういうのもちゃんとくまなく調べなきゃだめだなって思ったよ。