
オールドファッションな優雅なタバコ?
DATA
Name:Tabac Blond
Brand:Caron(キャロン)
Lauched 1919→2021
Perfumer:Ernest Daltroff, Jean Jacques
サロンドパルファン2025限定販売
My Episode
パリの街を歩いていたら、すれ違った貴婦人から懐かしい母親の香りがした。ちょっと退廃的でエレガントだけどほんのり煙草を感じさせる香り…
Caronは1904年創業の老舗香水ブランドである。
その後、今ではその歴史と伝統を守りつつ、新しい調香師を迎え、次々と新作を出している。
そんなCaronが1919年にリリースしたのが「Tabac Blond」である。そして、その香りが2021年にジャンジャックによってリフォーミュラされ、ボトルの形も新しいタイプのものにリニューアルされてリリースされたのが2025年のサロパ限定として販売された。
もともとCaronのTabacシリーズは大好きで今まで販売されてきたものもすべて持っている身としては、今回もやはり持っておかなきゃ!と思って発売を楽しみにしていた。
ただ、だからといって、その香りが好きかどうか?と聞かれると正直微妙なところであはある。
恐らく、1919年当時としては、恐らくこの香りは煙草をモチーフとしているから斬新だったのかもしれない。しかし、リフォーミュラされたとはいえ、やはりオールドファッションな印象は拭えない。
ぼくは実はシプレー系の香りは非常に苦手。いつも言っていることだけど、おふくろ臭がするのだ。
昔母の鏡台の引き出しにしまってあったような香水の香りとでも言おうか。森進一の「おふくろさんよ」という今日が頭の中でしわがれ声とともに流れてきそうな感じ。
シプレ―がいまだに苦手なのは、そういうイメージが非常に強いから。
だから、これがタバコの香りと言われても、そのおふくろ臭のような強く感じられちゃって、煙草を吸っているお母ちゃん的な感じがどうしてもしてしまって、なんならタバコっぽい雰囲気を鼻が嗅ぎ取れないところもある。
しかも、それが変化することなく、ずっと続くから、困ったもんである。

NOTES
Top notes:Leather, Carnation ,Lime
Middle notes:Iris, Ylang-Ylang ,Vetiver
Base notes:Musk, Vanilla, Cedar ,Patchouli
このシプレ―感は、恐らくトップのカーネーションによるところが多いような気がする。そして、なんなら、煙草がノートに入っていないではないか!どこがタバコなんじゃい!と思ってしまう。
My Evalution
★★
多分、シプレ―が好きな人には良いのかもしれないけど、やっぱりぼくはどうしても苦手意識が出てしまう。これはもう、アーカイブとして手元に残しておくっていう感覚かな。

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