鉛筆の芯の香りが郷愁を呼び覚ます

DATA
Name:Mirabilis 60(ミラビリス)
Brand:L'Artisan Parfumeur(ラルチザンパフューマー)
Lauched 2022
Perfumer: Daphné Bugey
My Episode
2025年の4月に表参道にラルチザンパフューマーの店舗が戻ってきてから、ぼくは毎月、一本ラルチザンの香水を買うことにしている。季節ごとに欲しい香りも変わって来るし、まだまだぼくの持っていない香りはあるし、なんなら昔の香りでもそろそろ使い終わる香りもあるので、新規購入しても良いし、と思いながら通っている。
昨年の12月にぼくがお迎えしたのがこのミラビリスだ。ムエットでは普通にウッディな香りとしか思わなかったのだが、肌載せしたら、トップになんだか懐かしい木の香りがしたんである。これは一体何の香りだろう?と記憶を辿ってひらめいたのが、鉛筆の芯の香りだ。子どもの頃、何気なく鉛筆を鼻の下に充ててみたり、唇をとがらせて鼻の間に鉛筆を挟んで考え事をしたりした人もいるだろう。そんな時に香った芯の香りがしたんである。
単なるウッディな香りとはちがって、独特のスモーキーさもあり、そこが鉛筆らしいというか。
そして、そこにほのかな甘さが加わり、それがこの香りの大きな特徴になっている。
インセンスの香りでもあるのだが、確かに乾燥した感じがして、とても心地が良い。まさに癒される木の香りと言って良いだろう。
これを12月に購入したのは、そういうキリスト教的に聖なる月であるから自然とこの香りをぼくの鼻は求めたのかもしれない。
でも、これは冬だけでなく、夏の暑い時期などにも良いだろう。
そう、ぼくがいつも言っている除湿系香水としておすすめなんである。
例えば、エラケーのカラハリの叫びとか、ノービレのアンティマロッキオと同じような乾いた香りは、まさに自分の周囲の湿度を一気に下げてくれることになるだろう。
1001perfumenights.hatenadiary.jp
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とにかく夏の湿度に弱いぼくは、こういう除湿系香水は夏の間は必須で、出番が多くなりそうな気がする。

NOTES
Musk, Olibanum, Woody Notes, Ambroxan, Earthy notes
ウッディ―ノーツとか、オリバナムとか、ムスクというのはなんとなく理解できるのだが、アーシーノーツというのがどれなのかがぼくの鼻では嗅ぎ分けができない。でも、きっとこの香りの深いところで、この香りを支えているのであろう。
My Evalution
★★★★
木の香りというのは、基本的に大好物である。しかも、このミラビリスは、甘さもあるけど、そんなにベタベタした甘さではなく、程よい甘さというところがミソ。
