清涼系クールなバニラはいかが?

DATA
Name:Vanilla Shot(バニラショット)
Brand:Olfactive Studio(オルファクティヴ・ストゥディオ)
Lauched 2018
Perfumer: Bertrand Duchaufour
100ml ¥42,900
My Episode
オルファクティブストゥディオのセピアコレクションが日本に上陸したのは昨年の(2025年)4月のこと。その時はまだ伊勢丹のポップアップ限定で、しかも、その時は全種類は入荷せず、ぼくが一番楽しみしていたヴァニラショットは本国でも欠品という状態で、非常に歯がゆい思いをした。
その時のことはこちらを参照。
1001perfumenights.hatenadiary.jp
それが、今年(2026年)の2月に、伊勢丹でのポップアップ限定だったオルファクティブストゥディオのセピアコレクションがノーズショップで取り扱いが開始となり、そのタイミングで満を持して、欠品だったバニラショットも入荷するというではないか!
もう、ベルトランフリークとしては試さないわけにはいかないと思い、いつもお世話になっている代理店スタッフの方が接客されるというタイミングでお迎えに麻布台ヒルズのノーズショップにでかけたのである。
2月のまだ少し涼しい時期だったのだが、わくわくしてムエットを試したら、ちょっとぼくの鼻は拒否反応を示した。
トップにぼくの苦手なキンキンするメタリックな香りがしたから。ウェッ!ナニコレ!?となってしまった。
確かにヴァニラはヴァニラなんだけど、それを覆っているのがメタルなわけよ。ぼくは戸惑った。どうしましょう。
あんなに期待していたのに、なぜよりにもよって、ぼくの苦手なメタルなのか!と思った。
でもね、待ちに待ったベルトランのヴァニラだし、お世話になっているスタッフがいる時に買いたいし。(彼は基本的に催事の時にしか売場に立たないんである)というので、泣く泣くというか、渋々というか、購入したんである。
でもね、やっぱりあのメタリックなヴァニラがどうしても苦手で、ずっと封印して季節が過ぎて行った。
で、久々にレビューを書くために恐る恐る肌に載せたのは先週、日中はだんだん暑くなってきて湿度もじょじょに上がってきた頃のこと。
覚悟しながら肌載せしたら…あらびっくり。
あんなに苦手だったはずのメタリック臭があまり感じられないんである。確かにメタルな感じはすることはするけど、それほど気にならないというか。
湿度だ!絶対にそれに違いない!と思い立った。
湿度が低いとどうしてもアルデヒドのキンキンする香りが前面に出てきてしまうんである。
それが、湿度や気温が高くなることによって、緩和され、マイルドになる。
だから、アルデヒド系が苦手なぼくでも受け入れられるようになるのではないかと思った。
だからね、このヴァニラは、期間限定。
夏の間だけぼくの鼻は受け入れてくれるという気がする。
調べてみたら、今は欠品中なので、あの時にお迎えしておいて良かったと思っている。

NOTES
Top notes:Saffron, Aldehydes, Coriander
Middle notes:Dried Fruits, Opoponax, Rose
Base notes:Vanilla, Myrrh, Benzoin, Caramel
人間の嗅覚というのは不思議なもので、苦手な香りが入っているど、どうしてもそればかりをとらえてしまって、他の香りを感じ取れなくなるので、この香りも冬の時期はアルデヒドだけがぼくの嗅覚を破壊していた。ところが、夏になり、それが弱まると、やっとミルキーなバニラやドライフルーツの甘みも感じられ、そして、ちゃんとラストのキャラメルの甘さまでが肌の上に載っていると思えるようになる。香りって本当に不思議だ。
My Evalution
★★★★
最初はレビューは星1かなと思っていたのに、夏になって評価ががらりと変わった。香水ってね、こういうのがあるからやめられないんっすよ。見事に期待を裏切ってくれる。今年の夏はこの香りをあちこちにまとっていきたいなぁと思っている。
