第489夜 Fleur Diamantine

爽やかフローラルを求めている人はどうぞ!

DATA

Name:Fleur Diamantine(フルール ディアマンティーヌ)
Brand:Maison Crivelli(メゾンクリヴェリ)
Lauched 2018
Perfumer: Bertrand Duchaufour
100ml  ¥34,650

My Episode

メゾンクリヴェリが日本に上陸したのは2022年の時である。サロンドパルファンで先行販売がされ、それからしばらくしてから伊勢丹などでの取り扱いが始まった。
そのサロンドパルファンでスタッフが他のお客さんに「ベルトラン・ドゥショフールという調香師の方が調香されて…」というのを耳にして、急いで長蛇の列に加わったという話はすでにその時に購入した「Citrus Batikanga」の時にご紹介した通りである。

 

1001perfumenights.hatenadiary.jp

メゾン・クリヴェリではベルトランは2本の香水を手掛けたのだが、もう一本は正直ぼくの好みの香りじゃなかったし、なんかベルトランらしくない普通の香りって感じがしたから、ずっとスルーしていたのだが、昨年の年末に伊勢丹の売り場に行った時にまず「シトラスバティカンガ」が廃盤(日本から撤退なのか本国でも廃盤なのかは不明)という話を聞き、なくなる前に買わなきゃと思っていた。でも、もう一本のぼくがあまり興味のなかった「フルール ディアマンティーヌ」の方は廃盤の情報は入ってきていないし、在庫もあるので大丈夫ということだった。
だが、たまたま別件で5月に伊勢丹に行った時、売り場からどちらも消えているではないか!もう焦りましたよ!代理店の店員さんを捕まえて聞いたら、やはりどちらも廃盤とのことで、店舗での取り扱いは終了したという話だった。
ぼくはもう、失意のうちに伊勢丹を後にした。
大好きな「シトラスバティカンガ」はストックは絶対に欲しかったし、もし可能なら苦手だと思っていた「フルール ディアマンティーヌ」も一応ベルトラン好きとしてはアーカイブとしてストックしておきたかったんである。
でも、手に入らないとなるともう余計に欲しくなって、ネットをしらべたところ、なんと代理店直営のネットショップではまだどちらもあるではないですか!
もうぼくは鼻息も荒く注文してしまった。
今から思えば、「フルール ディアマンティーヌ」は好みではないので30mlでも十分だと思ったのだが、とにかく興奮していたので、ついつい100mlをポチってしまい、今はちょっとだけ後悔している。
果たして本当に届くか、実は商品が届くまで心配だった。ちょうどGWを挟んだ時期だったので、到着に時間がかかり、ドキドキしていたが、なんとかどちらも届いて、ちょっと一安心。
「シトラスバティカンガ」の方はストック用なので、密閉した状態ですぐに棚にしまい、早速「フルール ディアマンティーヌ」を試したのだが、うーん、やっぱり30mlで良かったかも。
というのも、この香り、最初の印象の時と同じように「ベルトラン、時々こういうつまらない香水作るんだよなぁ」という印象だったから。
どこがどうつまらないのかというと、とにかくありきたりなフローラルなのだ。これってさぁ、ベルトランじゃなくても別に良くない?こういうのは他の人に任せなさいよ!ベルちゃん!とお説教したくなっちゃうくらい平凡なフローラル。
さらに、である。ぼくの肌はこういうフローラルな香りってすぐに飛ぶ。片腕10プッシュしてもだいたい1時間ぐらいで消える。かすかに花の名残りはあるけど、もう、なじみ過ぎちゃって存在がわからなくなる。
本当につまんないんである。
でもね、やっぱりベルトランだからね。
日本で手に入るベルトランの手掛けた香水はどんな香水であってもアーカイブとして所有し、つまらないと思う香りであっても、いつかぼくの鼻腔はそれを受け入れてくれるに違いない!という一縷の望みをその香水たちに掛けたいんである。
だから、その日を気長に待ちながら、この香りと向き合いたいと思っている。

NOTES

Jasmine, Neroli, Mint, Oakmoss, Saffron, Coumarin

香料を見ても、やっぱり凡庸というか、ふーんという感想しか持たない。

My Evalution

★★★

まぁ、一応アーカイブとしては持ってますけど、じゃあ、これを積極的にどこかに行くときに使いたいですか?と聞かれたら、即答できない。でも、やっぱりベルトランですからね。もうそのためにこれからも強制的にでも付き合っていこうと思っている。