ワイルドな桃を纏って大胆に

DATA
Name:À Fleur de Pêche(ア フルール ド ペッシュ)
Brand:L'Artisan Parfumeur(ラルチザン・パフューマー)
Lauched 2023
Perfumer: Antoine Maisondieu
My Episode
ラルチザン・パフュームは、前の代理店の時に伊勢丹などのデパートで展開されていて、たまにぼくも買うことはあったが、他のブランドも扱う代理店だったためか、スタッフの何人かと話してもラルチザンに対する愛情があまり感じられず、そうなるとどうしても足が遠のくこともあった。もちろん、ラルチザン好きのスタッフもいたにはいたのだが。
そのためか、後になってこんな香りがあったのか!と気づかされる香りも多かった。
今日ご紹介するこの桃をベースにした香りもまさにそうだった。
存在は知っていたし、試したこともあるけど、肌載せするほどではなかった香り。
でも、2025年に表参道にオープンしてあれこれと試したら、あら、こんな良い香りがあったのね。おまえ、どこに隠れていたんだい?と問いかけたくなるような香りだった。
メインとなる桃の香りの他に、かすかにおふくろさんを感じるのがちょっと難点だけど。その正体は恐らくバラとかジャスミンといった花の香りのせいだろう。でも、やっぱりメインにいるのは桃の香り。
それも瑞々しいフレッシュな桃っていうんじゃなくて、もっとどっしりとしたも桃の香り。肉厚な桃。グラマラスな桃。そんな表現が似合いそう。
でも、その大胆さが逆に夏には良いのだ。
昨年の夏に買う候補に入っていたのだが、すでに買いたい香水があったので、後回しにしていた。だから、今年の夏は絶対にこれをお迎えすると決めていたんである。
全開ご紹介したCédrat Céruseが除湿系香水なら、こちらは真逆の夏の暑さを味方にするような熱帯系香水。
夏の暑い盛りにわざとこの香りをつけて、ここぞとばかりに夏を満喫しなきゃ損よ!太陽に負けないわ!と強がりを言いたくなるような、そんな時にばしゃばしゃ纏いたい。
まぁ、それなりにどっしりした香りなので、「ばしゃばしゃ」はやばいかもしれないが。

NOTES
Top note:Peach
Middle note:Jasmine
Base note:Patchouli
これもシンプルな構成。
フレッシュな桃の他に、おふくろさん感はジャスミンによるもの、どっしり感はパチョリによるもの、というのが明確にわかって面白い。
My Evalution
★★★★
これもまた夏に使いたい。他の季節に使うとどうなるか試したいことは試したいけど、やっぱり桃だから夏というイメージが強い。











