ラルチザン・パフューマー表参道店レポ

2025年4月25日、約10年ぶりに、ぼくが愛してやまないラルチザンパフュームが表参道に戻ってきた。
早速、初日に遊びに行ってきたので、その時のことを書こうと思う。
前の日、あまりにも興奮し過ぎて、昔のラルチザンの表参道店の写真などを発掘したり自分の過去のラルチザンの香水に関する記事なんかを読んでいたりして寝不足になりながら、オープン時間に到着するように準備をして表参道に向かった。
一番乗りのお客さんになりたかったので、迷うといけないと思って早めに行ったのだが、意外と早くお店に到着してしまい、しかも誰も並んでいる人がいなくて拍子抜けしたほど。

あの、ラルチザン・パフューマ―が日本に再上陸したんだから、きっと往年のファンが列をなしているに違いないと思って、戦々恐々としていたとうのに、ぼくが到着した時には誰もいなくて、さらに、ぼくが入店してからもしばらくはお客さんがいなかったほどだった。
まぁ、平日ということもあるのだと思うけど。

さて、店内に入ると、10年前のお店とはまったく違う外装だった。
ところで、事前の情報では、ラルチザンパフューマ―の初の旗艦店という告知のされ方をしていて、それを読んだぼくは、「初じゃないのに、なんで初なんていう言い方をするんだろう?」と思っていた。
ところが、良く良く調べてみると、「旗艦店」と「直営店」は意味合いが少し異なるということがわかった。
直営店というのは、運営会社が自社で直接店舗を運営する形式の店舗のことを差すのだが、旗艦店というのは、ブランドの世界観を表現する内装デザインや空間設計などを施すことによって、ブランドイメージを顧客に伝えるという役割を担っているとのこと。
つまり、以前のラルチザンは直営店だったので、本国のラルチザンとは厳密的に内装が同じ(似てはいたと思うけど)というわけではなかった。
ところが、今回は旗艦店なので、内装が本国とほとんど変わらないのだそうだ。
だから、中に入ると、本国と同じ内装のラルチザン・パフューマ―の世界を楽しめるというわけだ。

本国から内装のデザイナーなどが来て、細かいところまで指示を出したとのことで、例えば外壁なども、建物のオーナーに相談をして、ラルチザン用に替えさせたらしい。
さらに天井部分や細かいシンク周りといったところも本国に合わせているとのこと。
明るい木をイメージした店内は洗練されたデザインで、隅々までこだわりを感じる作りになっており、さらに香水に合わせたディスプレイも美しく、遊びに来た人たちを楽しい気分にさせてくれる。
季節ごとに色々な部分を入れ替えていくみたいで、訪れるごとにいろんな楽しみが待っているそんな空間になっていた。

前のラルチザンが日本から撤退してから10年。その間はブルーベルが引き継ぎ、デパートなどでラルチザンを扱っていたが、今回旗艦店という形で復活を遂げたわけだが、その10年間というブランクが程よい期間となったのではないかとぼくは思った。
もしこれが、もっと短いブランクで復活したとしたら、それまでのラルチザンの愛好家は戸惑ったかもしれない。
でも、10年間という無店舗の期間を経て、復活したので、その期間がちょうど良いカンフル剤になったんじゃないかとぼくは勝手に思っているのだ。
現にお店の方に聞いたら、デパートに入ってからは一度もラルチザンを手に取ることはなかったけど、表参道にお店ができたので、遊びに来たという昔のラルチザンを知る人が遊びに来ているのだとか。
これはとても良いことなんじゃないだろうか。

お店の方の感じもとても良く、適度な距離で商品説明をしてくれるので、そんなところにも好感を持った。
また、ムエットが香水ごとに柄が違っていて、そんなムエットを集める楽しみもある。ある人がこのムエットを使って植物図鑑を作りたいと言っていたのだが、まさにそういう楽しみ方もできるような作りになっていた。
今後は刻印サービスや、ラッピングサービスなども充実させていくとのことで、そんなところも楽しみである。