第359夜 Imperial

2012年 Boadicea the Victorious Christian Provenzano Brazilian Rosewood Birch Lavender Angelica Geranium Rose Jasmine Freesia Agarwood (Oud) Guaiac Wood Labdanum Leather Patchouli Amber Sandalwood Olibanum Cypriol Oil or Nagarmotha Musk ★★★ 香水

意外性に包まれた不思議な香り

 

DATA

Name:Imperial（インペリアル）
Brand:Boadicea the Victorious(ブーディカ ザ ヴィクトリアス) 
Lauched in 2012
Perfumer:Christian Provenzano
50ml ¥31,020

My Episode

英国のブランド、ブーディカザヴィクトリアスは、個性的なボトルとともに、2022年のサロンドパルファンでも常に人だかりができるほど注目された。
個性的な香りが多いのだが、このインペリアルもそんな個性的な香りのひとつだ。
肌に載せると一瞬シトラスの爽やかな香りが漂うのだが、それは一瞬のこと。すぐにウッディな香りに変化する。
しかも、そのウッディな香りというのも今まであまりかいだことのないような独特の香りなのだ。ほのかに苦いけど、クリーミーさもある。包み込むようなあたたかさと、さらに日本ではあまり香ったことのないような香りがユニーク。
好き嫌いが分かれそうなところもまさに海外ブランドならではといったところだろうか。

NOTES

Top notes:Brazilian Rosewood, Birch, Lavender, Angelica
Middle notes:Geranium, Rose, Jasmine, Freesia
Base notes:Agarwood (Oud), Guaiac Wood, Labdanum, Leather, Patchouli, Amber, Sandalwood, Olibanum, Cypriol Oil or Nagarmotha, Musk

明かされている香料を見る限り、何か特別な感じはしないのだが、それぞれの配合や組み合わせによって、この独特な雰囲気が出てくるのだろう。

My Evalution

★★★
好きか嫌いかと聞かれたら…すぐにどちらなのかすぐに答えることができない。もう少しじっくりと付き合ってから結論を出したいと思う。それくらいユニークな香りなのである。