第156夜 Oud Ambroisie

蜂蜜とバラとこってり系甘ウード

f:id:happyinkdays:20210801224746j:plain

 

DATA

Name:Oud Ambroisie
Brand: Lancome
Lauched in 2016
Perfumer:Ilias Ermenidis

My Episode

今週は、ウード系の香水の中でも、インターネットの情報から仕入れたものを中心にご紹介している。
今日ご紹介するのもメルカリで購入したもの。
メルカリの香水出品者にも色々な人がいて、香水にかなり詳しい人もいれば、あまり詳しくない人もいて、そういう人の区別というのは、何となく商品説明を読んでいればわかる。
恐らく他のサイトから情報をそのまま持ってきた人もいれば、自分の言葉で香りの説明を書いている人もいて、本当に千差万別。
さて、こちらの香水は比較的香水に慣れた方の商品説明だったし、気になる香りではあったので、購入することにしたのだ。
まず、ぼくが感動したのはボトルのデザインだ。
ボトルに金色の板が張られており、なんと、文字の一部がくりぬかれているのである。つまり、香水のとろりとしたはちみつ色がそこから透けて見えるという仕様。
あまりの美しさに、思わず写真を撮ってしまったほど。

f:id:happyinkdays:20210802112924j:plain


さて、香りの方はというと、非常に甘い。
ウード系の中にはたまにこういう甘いものもあるのだが、このランコムの香水は、とろりとした甘さが大きな特徴といえるだろう。
しかし、アンバー系のスモーキーな甘さではなく、グルマン系の甘さだ。
そこが実はぼくには物足りない。
甘いだけ、という印象なのである。
悪くはないし、ひょっとしたら冬の寒い時期にまとったら、癒されるかもしれないが、少なくとも今の湿度の多い時期には不向きだ。

Note

Honey, Agarwood(Oud), Damask Rose, Patchouli, Cedar

はちみつの香りぷらす、ダマスクローズの香りがかなり強い気がする。そして、ぼくは薔薇の香りがあまり得意ではないので、それも評価を低くしてしまう理由かもしれない。

My Evalution

★★★

ほとんど、ボトルデザインの評価かもしれない(笑)。香りの中身というよりも、ボトルにやられた感じ。