第410夜 Oud Maracujá

夏に使いたい瑞々しいウード系香水

 

DATA

Name: Oud Maracujá(ウード マラクージャ)
Brand:Maison Crivelli(メゾンクリヴェリ))
Lauched in 2023
Perfumer:Jordi Fernández
50ml ¥40,150

My Episode

香水を集めるようになって、時々嬉しくなることがある。それは、知らず知らずのうちに、同じ調香師の香水を集めていることに気付いた時。
香水をこんなに集めるようになるまでは、調香師の存在なんて、意識したことなかった。特にファッションブランド系の香水しか持っていなかった時は、それらの香水を手掛けた人のことなんて考えもしなかった。
ところが、ラルチザン・パフューマ―を集めるようになってから、がらりと意識が変わった。なぜなら、ラルチザンはすべての香水の調香師を明かしていたし、割とその調香師を表に出していたから、その影響で調香師というものにも興味を持つようになったんである。
さて、昨日ご紹介した「Purple Stain」を調べている時に、調香師がJordi Fernándezという人であることを知ったのだが、調べてみたら、この人、ぼくが持っているウード系香水を何本か調香していることが判明して、ものすごくびっくりしたんである。それを知った時、全身の鳥肌が立ち、毛穴という毛穴が開いてしまったほど!だって、知らず知らずのうちにこの人の、しかもウード系の香水を集めていたってことになるんだもの!
すでにこのブログでご紹介していたのは、24というブランド。

 

1001perfumenights.hatenadiary.jp

 

そして、今日、明日と二日間にわたってご紹介するメゾンクリヴェリのウード香水も彼が手掛けているんである。
さて、今日ご紹介する「Oud Maracujá」は、2023年のサロンドパルファンの時に限定で日本に入って来たもの。今は通常品になっているのだが、恐らくそれだけ人気があったということなのではないだろうか。
この「Oud Maracujá」の面白さはトップのパッションフルーツである。そして、そんなパッションフルーツの中にしっかりとウードも感じられるというところ。BTSOのBlack GuavaやBlack Mangoはそれぞれのフルーツの方が強く出て、トップからミドルにかけてはほとんどウードを感じられなかった。しかし、この「Oud Maracujá」は同じ果物をメインにしたウード系香水でありながらも、ちゃんとウードがいるって感じられるのだ。
そのせいか、ちょっとレザリーな雰囲気もある。それなのに重ったるくないのは、やはり果物の影響が強いのだろう。
これはもう、夏の暑い時期に使いたいウード系香水のひとつ。昼でも夜でもあまり時間は問わない気がする。どんな時でも、なんかこう冒険したい時とか、新しい出会いを求めて夜の街に出かける時なんかにこういう面白い香りを付けると、「なにつけてるの?」なんていう会話が始まるかもしれない。


NOTES

Top notes:Passionfruit, Fruity Notes, Saffron, Turkish Rose
Middle notes:Agarwood (Oud), Indonesian Patchouli Leaf, Benzoin
Base notes:Leather, Akigalawood, Amber, Vanilla, Labdanum

昨日のPurple Stainに引き続き、こちらもフルーティーなんだけど、トロピカルというほどではない。パッションフルーツそのものはトロピカルフルーツの類だとは思うけど、だからといって、トロピカルな雰囲気があるか?と改めて問われると、ちょっと違うかな。もっと落ち着いた影のある感じ。でもフルーティーさとか、パッションフルーツ独特の苦みのうようなものはかすかに感じられる。

My Evalution

★★★★★

高濃度だし、ウードだし、初心者にはちょっと(お値段的にも)手が出せない感じもするけど、でも、ウードが好きな人は納得の一本だと思う。