第163夜 Black to Black

ローズ&スパイス+ウード=ありがちスパイシー

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DATA

Name:Black to Black
Brand: Mancera
Lauched in 2015
Perfumer:Pierre Montale

My Episode

SNSで香水好きの方が、とあるブランドのウード系の香水を挙げていて、なんだろうと思ったら、そのブランドがモンタルの姉妹ブランドであることを知った。
おい!モンタルだけでも大量のウード系香水を出しているというのに、まだ出すのかっ?とモンタル兄貴を呼び出して叱りつけたくなってしまった。
でも叱るからには、ちゃんと香水を購入しなくちゃ!と思い、調べてみたら、モンタルは日本でもじゃっかん取り扱いはあるものの、このマンセラに関してはほとんど扱っているところがないようだ。
辛うじて何本かをAmazonで見つけたのでついつい購入してしまった。
届いたこの香水を肌に載せてみて、まっさきに思ったのが、「あれ?これってモンタルで前に似たようなのなかったっけ?」というもの。
どこかでかいだことのある香り。
鼻腔が一生懸命かこにかいだ香りのデータベースを調べてみるのだが、残念ながら特定できないままでいる。
でも、確かにこのローズの香りとそれに伴う山椒のような香りがウードと絡まっている感じはモンタルにもありがちな香りだ。
そりゃそうだ。
だって、調香師が一緒なんだもん。
でも、マンセラとモンタルを分けて出すのはなぜなのだろうか?という疑問はある。
ボトルの材質(モンタルは缶、マンセラは瓶)による差別化なのだろうか。価格的にもマンセラの方がちょっと高級(といってもモンタルよりも2~3千円程度高いだけだけど)。
なんだかわからないけれども、でもまぁ、ぼくの中では、マンセラもモンタルも同じような雰囲気のブランドということで、これから少しずつこちらも手に入れていけたらと思っている。

Note

Top notes: Saffron, Bergamot, Cloves
Middle notes: Rose, Patchouli Leaf, Amber, Jasmine
Base notes: Agarwood (Oud), Leather, White Musk, Sandalwood

ぼくが山椒だと感じたのは、トップのクローブだろう。さらにサフランがそういう香りを生み出しているのだと思う。

My Evalution

★★

どこかでかいだことがある香り、であるものの、まったく思い出せず、むしろ「似たような香り、他にも色々あると思うよ…」という残念感の方が強いかな。香りそのものも、そんなに大好き!という感じでもないし。