第272夜 Attar

ローズなウードはスパイシーに

 

DATA

Name:Attar(アテール)
Brand:Montale(モンタル)
Lauched in 2005
Perfumer: Pierre Montale
50ml ¥12,100

My Episode

とにかくウード系の香水は日本で一番所有していると自負しているので、こうなったら、入手できる限り入手してやれ!と思っているのだが、今調べてみたら、モンタルだけでぼくが持っているウード系香水は現時点で35本になる。恐らく、他のどのブランドでもこれだけのウードの入った香水は作っていないだろう。
こうなったら、日本では入手困難なモンタルの香水も何とかして集めてやる!と意気込んでいるのだが、ざっと調べただけで、17本もあるので、これはライフワークになりそうだと覚悟をしている。
ただ、問題なのはモンタルは日本国内でも実店舗で扱っているお店が少なくて、試すことができない。まぁ、でも、試してしまったら、いくらウードが入っていても、買わないという選択肢もできてしまうので、実はブランドの方が(使う使わないは別として)コレクションするという意味では良いのかもしれない。
さて、今回ご紹介する「アテール」だが、これ、もし店頭で試したら、絶対に買わないと思う。それぐらいぼくの鼻には合わない香りだった。
ウードというよりもローズがメインの香りなのだが、濃いめのローズにありがちなスパイシーな香りが非常に強い。
それも、山椒のようなスパイシーさが感じられるのである。
この山椒のようなスパイシーさは、ウードとローズの組み合わせの香水に多く見られるようで、今までにもいくつかのレビューでそのことについて書いている。

 

1001perfumenights.hatenadiary.jp

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しかし、ヴィトンの「オンブルノマド」の時も山椒的な香りのことは書いているのだが、その山椒感がそれほど前面に出ていなくて、あくまでも主役はウードなので、だからこの香りの評価は非常に高いのである。

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NOTES

Bulgarian Rose, Agarwood(Oud), Sandalwood

細かい香りの構成はFRAGRANTICAには掲載されていないのだが、メインとなるのはこの3種類のようだ。なるほどね、ローズとサンダルウッドが使われているので、ぼくの鼻が曲がってしまうのかもしれない。

My Evalution


そうなの、本当にごめんなさいなの。どうしてもこの手の香りはヒリヒリし過ぎて無理。
公式サイトによると
マハラジャの香り」と呼ぶのにふさわしい香り。
と紹介されているというのに!