第481夜 Soleil de Provence

南仏の太陽が連れて来た春の香り

DATA

Name:Soleil de Provence(ソレイユドゥプロヴァンス)
Brand:L'Artisan Parfumeur(ラルチザンパフューマー)
Lauched 2022
Perfumer: Daphné Bugey

My Episode

基本的にフェミニンな香りが苦手なので、花がメインの香りというのは、まったく興味がないのだが、時々、鼻が花を恋しくなることがある。
例えば、バラの香りも、単純でフェミニンないかにも石鹸のような薔薇の香りは嫌いなんだけど、ちょっと影があったり、ユニークで雄々しい感じの薔薇の香りは惹かれたりする。あと、チュベローズなんかも艶めかしくて結構好きな花の香りのひとつだ。
そして、ミモザの香りも、実は気になる花の香りである。
でも、ミモザの香りって、ちょっとグリーンみのあることが多いので、非常に微妙なところ。ぼくの鼻はとにかくグリーンアレルギーなので、拒否反応が出ちゃうことがある。
だから、ミモザだったらなんでもOKというわけではない。
ぼくが今まで千一夜香水物語でご紹介したミモザをメインにした香水は3本。

 

1001perfumenights.hatenadiary.jp

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Mimosa Pour Moiは、ラルチザンの名香で、廃盤になってしまったけど、ぼくが初めてミモザを意識し始めた香り。
そして、Mimosa TanneronとMimosaはどちらも違うブランドだがジャンクロードエレナが調香した香り。
ということで、やはり何かしらの条件がないとぼくはミモザに興味を示さない。
今日ご紹介するSoleil de Provenceも、ラルチザンの作ったミモザだから興味を持ったんである。
ミモザの日(国際女性デー)が3月8日であることから、ミモザというのは何となく3月の花という印象があるのだが、実はミモザの花の時期はそんなに長くない気がする。3月にはもうミモザも終わりかけで、いつもミモザ系香水を纏う時期を逸してしまうので、今年は2月に入ってから気分はミモザとなり、このSoleil de Provenceも2月中に入手して、早々と纏っていた。
さて、このSoleil de Provenceの第一印象は、何となくラルチザンを代表するLa Chasse aux Papillon(シャッセ オ パピオン)と系統が似ているということ。
Noteを見るとそんなに共通点はないのだが、方向性としては似ている気がする。
そして、以前のMimosa Pour Moiが名前の通りミモザを前面に出しているのに対し、このSoleil de Provenceはミモザは感じるけれども、前面というわけではない、だけど、ちゃんといるのは分かるというような位置づけ。
トップは柑橘系の匂いから始まるのだが、その時からその後ろにミモザが控えているのがわかる。そして、ミドルになるとアロマティックな雰囲気が出てきて、ラストには甘さが出て来る。ただ、それぞれにミモザがちょっとずつ顔をのぞかせている、という感じだろうか。
Soleil de Provenceとは、「プロヴァンスの太陽」という意味で、まさにそんな太陽を思わせる香りで、ネーミングってやっぱりすげぇ!ってなる。
これはラルチザンのLES PAYSAGES(風景)というシリーズで、ぼくがこのシリーズを購入するのはこれが一本目。これからフランスのどんな風景と出会えるのか、とても楽しみである。

NOTES

Top notes:Lemon, Bergamot
Middle notes:Mimosa, Ylang-Ylang
Base notes:Benzoin, Vanilla

これを見てもミモザが主役ではないことがわかるのだが、それでも、ちゃんとそれぞれにミモザがいるのはなかなか面白いと思う。

My Evalution

★★★★

ミモザの香りはそんなに得意ではないので、このミモザも「ラルチザンだから」という理由で買ったところはあるが、でも、他の2本のミモザとはまた違う香り立ちをするので、2月になったら積極的に使っていきたい。