第137夜 Pipe Tobacco

タバコとラムの香り

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DATA

Name:Pipe Tobacco(パイプタバコ)
Brand:Demeter Fragrance
Lauched during the 2000's
Perfumer:unknown
30ml ¥2,970

My Episode

ぼくの鼻の3大好物は、重い、煙たい、オリエンタル、である。
この要素のどれかが入っていれば、ぼくの鼻腔は広がり、至福に浸ることができる。
だから、香りを選ぶ時は、いつもこの3つを基準にしているところがある。
そこに、たまに「甘い」と「辛い(スパイシー)」という要素も加われば、5大好物ということになる。
そのすべてを組み合わせた香りというのはあまりないのではあるが、ぼくのブログで★5つの香水のほとんどは、この5つの要素の少なくとも3つは満たしているような気がする。
さて、今日ご紹介する「パイプタバコ」は、「煙たい」と「甘い」という要素を持った香りだ。
ディメーターのポップアップショップでぼくは初めてディメーターの商品を試したのだが、その時、煙たい香りも欲しいなと思っていた。
そこで候補に挙がったのが「ウィスキータバコ」と「パイプタバコ」だった。しかし、両者を比較してみると、「ウィスキータバコ」はタバコ度がかなり低めだった。もちろん、他の香りと比較すれば、ちゃんと煙たい感じはあるのだろうが、「パイプタバコ」の方がはるかに濃厚で煙たかったので、結局ぼくは「パイプタバコ」の方を選んだのである。
ただ、気を付けなくてはならないのは、本当に煙たい。
「火事に遭遇したの?」と思われてしまうほどのスモーキー感があるので、その点は要注意。
夏よりも冬の方がその火事場的雰囲気は薄まるかもしれない。
でも、決してそれは嫌な燻され感ではなく、非常に受け入れやすい煙たさなので、燻されたい人にはおすすめの香り。

NOTES

Tobacco

FRAGRANTICAに記載のNoteはこれのみ!
まさに、ザ、タバコな香りなのではないだろうか。

My Evalution

★★★

とにかく燻され感半端ないのだが、たまにトゥーマッチに感じることもあるので、TPOを選ぶかなという感じがする。