第165夜 Aoud Ambre
ちょっとスパイシーなウード、アンバー、ローズの香り
DATA
Name:Aoud Ambre
Brand: Montale
Lauched in 2006
Perfumer:Pierre Montale
My Episode
ウードは香料の中でもかなり重い香りなので、ベースとして使われることが多い。なので、特にウードが前面に出ていない香りでも、ウードが入っていると、どこかしらウードらしさを感じることが多い。
しかし、ウード好きのぼくにとっては、香水の名前にウードと入っているんだったら、がっつりとウードの香りがすることを期待してしまう。
そして、そのウードが他の香料とどのような調和を生み出しているのか、ということに非常に興味がある。
そして、その調和が美しければ美しいほどぼくの鼻腔は喜ぶのである。
さて、本日ご紹介するウードとアンバーを組み合わせた「Aoud Ambre」はどうかというと、とても良いと思われる。
ローズの香りもするのだが、アンバーの方がどちらかというと強めで、ローズの香りがその後ろでひっそりと漂っている感じ。
ローズって、ちょっとひりひりした雰囲気もあるのねと感じるのは、アンバーのせいなのかもしれない。でも、それが非常に良いのだ。
Note
Agarwood(Oud), Rose, Amber, French labdanum
ローズはどちらかというと苦手な香りなのだが、このローズは控えめだから受け入れられる。
My Evalution
★★★
すごく良いわけでもないが、悪いというわけでもなく、良い意味で普通の香り。万人受けするウードなんじゃないだろうか。