第312夜　Gentleman Eau de Parfum Reserve Privée

ナッティな甘さをほのかに感じるかっこよさ

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Name:Gentleman Eau de Parfum Reserve Privée （ジェントルマンオーデパルファムリザーブプリヴェ）
Brand:Givenchy （ジバンシイ）
Lauched in 2018
Perfumer: Olivier Cresp, Nathalie Lorson
60ml ¥11,990

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昨日ご紹介したGENTLEMANをお勧めしていただいた時、実は最初にコンサル担当の方から教えていただいたのは、こちらの方。もうね、これは、ドストライクで刺さったのでした。
思わず、その方に「なんで今まで紹介してくれなかったのよ！」と文句を言ってしまったほど。オリジナルの方と比べると、非常にナッティでグルマンな甘さがあるのだが、それが押しつけがましくなく、程よい感じのグルマン系なのだ。そしてナッティということは、乾いた感じもして、非常にバランスが良い。
これは、『ラコレクションパルティキュリエ』にも言えることなのだが、ジバンシィの香水は全体的にバランスが非常に良いように思う。どこかに寄り過ぎるということがないのだ。甘いけど、甘ったるくない。重いけど、重すぎない。そういうバランスを感じる。
この香りも、まさにそれで、しっかりと香るのに、too muchな感じがまったくしなくて、本当に気持ちの良い香水。
男性向きとはなっているけれども（海外のブランドはそういうジェンダーを非常に意識した香水作りをしているブランドは多い。）、女性がこういう香りをつけてもかっこ良い気がする。
そして、通常のジェントルマンで甘さが足りないと思ったら、こちらをぜひ試して欲しい。オリジナルを忠実に良い感じでリミックスしていて、どちらも確かにジェントルマンな世界ではあるのだ。
他にもジェントルマンはいくつかのバージョンがあるが、今のところ、オリジナルと、このリザーヴプリヴェがぼくの好みだ。