第214夜 ExpLOud

今までにないウード体験はいかが?

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DATA

Name:ExpLOud(エキスプロウード)
Brand:Laboratorio Olfattivo
Lauched in 2021
Perfumer: Pierre-Constantin Guéros
100ml ¥18,700

My Episode

NOSE SHOPの面白いところは、ニッチフレグランスブランドを多数扱っているところ。日本のデパートなどでは取り扱えないような、でも非常に面白いブランドの商品をきちんと紹介してくれているという意味で、日本における香水業界に風穴を開けたと言っても良いのではないかとぼくは思っている。
NOSE SHOPがなかったら、きっとぼくはこんなにもニッチな香水ブランドを知ることもなかったと思うし。
なので、ぼくは新しい情報が入り、そこに自分の興味のある香りがあると、ついつい遊びに行きたくなってしまうのである。
このラボラトリオ オルファティーボのこの香水もメルマガで読んで、非常に気になっていた。
だって、ウードだぜ?
気にならない方がおかしいではないか。
そして、いろんなことがあって、凹んだ気持ちを解消するために香水を爆買いする!と決めた日に、銀座店に行き、この香りを試してみた。
第一印象は非常に癖のあるウードだということ。
それまでにも革だとかローズといった香りとともに感じる重いウードというのはいくつもあったが、このウードはそれらのどれとも違う印象。
革っぽい苦みというか癖のようなものもあるし、パチョリのような土っぽさも感じられる。今までに感じたことのないような癖の強いウードなのだ。
あまりにも個性的過ぎて、まだぼくの鼻はこの香りの実態をきちんとつかめていない感じがするので、これから少しずつ仲良くなっていきたいと思っている。

NOTES

Top notes:Black Pepper, Nutmeg, Olibanum, Pink Pepper, Coriander
Middle notes:Magnolan, Watery Notes, Lily-of-the-Valley, Gardenia, Cypriol Oil or Nagarmotha
Base notes:Indian Oud, White Oud, Ambrocenide, White Sandalwood, Madagascar Vetiver, Ambergris, Patchouli

トップノートのブラックペッパー、ピンクペッパーやナツメグといったスパイシーな香りがベースの癖のある香りを抑えているような印象なのだが、それが逆にこの香水の個性になっているのかもしれない。それにしても、実に多くの香料を使っているということが良くわかる。


My Evalution

★★★★

今までとはまったく違ったウードにぼくの鼻は戸惑っているんだけど、きっとそれが「好き!」となる可能性は十分にある。